昨日のネギま! 273時間目
ネギ君vsゲーデルは大詰めを迎えました。
闇の魔法の力で以てゲーデルを追い込むネギ君なのですが、ツメで闇の侵蝕が出てしまいます。それに乗じてゲーデルが巻き返すところを、ネギ君を助けるために、くー老師・タカミチ参上……と流れでネギ君は一応のピンチ脱出となります。
ゲーデルが魔法世界を救いたいという、その意志は間違いないと思います。ただしそのためには膨大な魔力が必要かもしれず、そしてゲーデルは魔法世界を救うキーマンとしてをナギを欲している……、劇中の「ナギは何故居ない!?」は本音のゲーデルの叫びかもしれません。
そして、ゲーデルはネギ君の力を過小評価していると感じました。評価が過小な部分は「仲間の存在」です。
多分にゲーデルは器用なので何でも自分で出来、生い立ちと置かれた立場から「使える部下」は居ても「仲間」は回りに置けなかったんじゃないでしょうか?「一人で何が出来る!?」の台詞は、ネギ君の取り巻き達の能力分析が十分じゃないと出て来ないでしょう。
ここにきて、なんもかんも一人でこなして来たが故に魔法世界を救う段取りも一人でこなそうとする、ゲーデルの限界が見えた感じです。
よく考えてみれば、ゲーデルも、滅びゆく魔法世界の流れを変えられず足掻いている矮小な存在に過ぎないんですよね。
旧知のタカミチとは何年ぶり?かの対面になるかと思いますが、タカミチはいつの間に舞踏会に潜り込んでいたんでしょ?謎です(^_^;)
願わくば、タカミチに説得されてゲーデルが考えを変え「わかった、メガロメセンブリアのみならず魔法世界全体を救おう」という流れになってほしいと思います。
そうなるとやっぱりネギ君が礎として必要なところですね。
今更ですがネギ君のトラウマを引っ張り出して最終的に伏調しようとするゲーデルのやり口はアンフェアだなと思います。最初から「こういう理由だから協力してくれないか?」と言えばいいのに。
くー老師、カッチョイイです。アーティフェクトは如意棒ですか。やっぱり戦う女性は美しいです。
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ここに来てふと思ったのは、ゲーデルとフェイトは、実は同じ事を考えている様に見える事です。
ゲーデルが救いたいのはメガロメセンブリアの人達。
フェイトも「世界を救う」と言っていますが、キーになる「創造主」はフェイトが言う「人形」に対して効力が有る様に見えます。仮に「人形」=「デミ・ヒューマン(亜人)」とすると、フェイトは亜人の世界を「リライト」する機を狙っている様にも考えられます。
もしそうならゲーデルとフェイトは同じことを考えており、差異は救う範囲だけってことになります。
……間を取り持つのはやっぱりネギ君、っていうことになるんでしょうか?
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魔法世界の秘密が、いよいよ本屋のアーティフェクトによって引き出されようとしています。……しかし!2週待たないといけません(泣)
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