ネギま! 第31巻
表紙の折り込み側に記載されているとおり、エグいかもしれないので心して読まねばなりません。
週刊少年マガジンで一度読んでいるのを収録しているので何が起こるかは判っているつもりでも、次々とフェイトサイドの攻撃でキャラクターが姿を消していく課程を再び目にするのは何とも辛い気持ちになります。
ラカンも失い帝国の戦艦も役に立たず、窮地に立たされたところで反撃の糸口になったのは、やっぱり本屋のアーティフェクトで以て行った小さな反撃と、茶々丸アーティフェクトの衛星砲に因るところが大きいですね〜。これら物理的な対抗に加えて、本屋がベール男から引き出した情報が、ネギ・パーティ一行を奮い立たせます。旧世界組の攻撃が今のフェイト一味へは有効であることと、魔法世界の住人を救う術があるということが、パーティのメンタル面での励みになっているものと考えます。
あとラカンによってアスナが栞と入れ換わっていたことが示唆されたことで、この後のストーリーの順序が形成され、エピソード中に張り巡らされた伏線が結束する箇所が見えてきた感じです。
こうやってコミックにしてまとめると、この31巻目が魔法世界編のターニングポイントとなる巻であることがはっきり認識できます。
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ところで、アスナの正体を暴くためにアスナと仮契約して栞の仮契約カードを取得したネギ君ですが、栞はソレを使う機会があるのかな?それと、現実世界に栞を連れて行けないものでしょうか?折角32番目のカードが出てきたのだし、栞はネギ君をかなり慕っているので、効能を確かめて欲しいし連れて行って欲しいなー、と。無理かな〜?
巻末のなぜなにネギま!は大変勉強になります。ただ作品を眺めているだけの私と違って、いろんなところに興味を持ち、質問していると思います。拡大版は最終回らしいので、今後はこの手の質問コーナーは小出しになるのかな?
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次巻(第32巻)は11月17日に発売予定です。限定版はゆえ吉がヒロインのアリアドネー篇DVDが付いてきます。ここだけは限定版で押さえておきたいな〜。
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