防災訓練中
今日は、地域の防災訓練に参加しました。
私は元々行く予定は無かったのですが、妻に「行ってみたら?」と声を掛けられ、まぁいつもは家に居ないからこういう時くらい行ってみっか、というつもりでの参加です。
一応バケツリレー係だったのですけど、搬送係に男手が欲しいということでそちらに回され、被災者救出時の搬送の仕方など一通りレクチャーを受けました。
この段階では「何だ、人運ぶだけぢゃん」と微妙に楽勝モードでしたが、後で大変なことに(^^;
レクチャーと実技の合間に、体育館を避難所にした場合の一人当たりのスペースとかトイレの用意とかも見学して回りました。
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上の写真は、災害時に避難して来た人に与えられる、スペースの基準です。判りやすい様に発泡スチロールの仕切を用意して、おおよその広さを示しています。写真の様な一人・二人分のスペースの他、三人・四人分のスペースの見本がありました。が、もし成人四人で四人分の区分けに入ってもヨコになったらもうスペースはありません。実際、避難場所に写真のような仕切は置いていないので多少の融通は多少出来るでしょうけど、それにしても本当に狭いです。
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この写真のマグロは私です(笑)。同じ班から訓練に参加している人に撮って貰いました。
ウケが取れるかな、みんな笑ってくれるかなと思っていましたが、それどころか「こんな分しか無いの?」「荷物置いたら足伸ばせないね」「大柄な人は辛いわね〜」という、かえって皆が深刻になる状況に(^^;
実際に被災して、避難所の体育館に身を寄せている人たちは、こんな窮屈な状況でガマンを強いられているのかと思うと胸が痛くなります。
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防災訓練のメインイベント?となる、ケガ人(模擬)の救出活動は、体重60kg程度の御年輩の方を男性二人(私ともう一人)で持ち上げて救護スペースまで運ぶ、というシナリオだったのですけど、……持ち上がらない!!(^^;持ち上げる為に二人一組時の腕組みの仕方などレクチャーを受けていたのですが、ちゃんと腰を入れてヒザから立ち上がらないと、大人一人が持ち上がりません。軽くショックを受けました(^^;
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担架の作り方とか三角巾の使い方とかのレクチャーも受け、非常食と水を貰って解散となりましたが、同じ班の人たちと一緒に家へ戻る際に「この地域がもし日中被災しても、男手が皆働きに出ているので、残っている御年輩の方々と未就園児だけだと何も出来ない」って話になり、今回受けた防災訓練が実際被災したらどこまで役に立つのだろうか、という不安を残しました。
うーん……
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