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2014年8月20日 (水)

行政代執行は恥だと思う

この1軒のせいで圏央道の開通が遅れるのか……。

圏央道で行政代執行 県、ヒバの大木伐採/桶川
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/08/16/01.html

「 県は15日、桶川市五丁台の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の建設予定地で、明け渡し期限を過ぎても引き渡されないとして、用地に残されていたヒバの大木1本を土地収用法に基づく行政代執行により伐採した。
とのことですが、家主はどうもヒバの大木1本残して既に引っ越している様です。

高速道路反対だったらどうしてそこに住み着かないで木だけ残していたのか?木だけ残しておけば十分建設の邪魔を出来ると踏んでいたのでしょうか?
それよりも頭にくるのは「種子が飛んできて育ったものではなく、先祖が神社か仏閣から分けてもらった木ではないかと思っている。移植できる業者が少なく、時間を取ってもらえなかったのは納得できない」といけしゃあしゃあと農家の家族とやらが語っていることです。

大木のことがそんなに大事なら何年も前から土地明け渡しの交渉を行っているなので、その中で大木の移植先も交渉で行う時間が十分あったはずです。それを伐採に至ったのは高速道路側の方だと言わんばかりの主張は今更何を言っているんだという感じ。金目当てって見られても仕方無いですよ。

そしてこの記事は農家の家族の主張しか書いておらず、高速道路側の伐採する判断へ至った経緯を紹介していません。伐採はやむを得ないというのは単に結論であって、その選択を迫られた高速道路側の背景も描かないとアンフェアに感じます。



すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
誰もが知っている日本国憲法第13条ですね。

高速道路の建設は公共の福祉とすれば、大木を抱える農家がその土地を明け渡さないのは公共の福祉に反することになります。
ならばカネやるからとっととその土地から出てけ、というのも乱暴です。どっかの国々と違って日本は民主的に話し合って妥協点を探り、お互い納得してから物事を進める国です。
なので、行政代執行は最後の手段でしょう。ある意味で民主主義の敗北であり、恥だと思います。

「我々1軒が犠牲になればみんな丸く治まるって?ふざけるな!」と大木の所持者は言うかもしれませんが、その犠牲を最小限にとどめるべく高速道路側としっかり話し合ったのか?大木が大事ならなぜ早期に移植の交渉を行わなかったのか?
あくまで私の主観ですが、誠意を見せていないのは土地の所有者だと思います。



たった1軒のワガママのために首都圏の、ひいては日本の物流が滞ってロスを生み続けることが腑に落ちません。
それとも、日本も今後の道路建設はこうした方がいいってことでしょうか?

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